春は就職や転勤、あるいは入学等で、移動が多くなる季節。新型コロナウイルスの流行が心配されますが、帰省や出張、自然の多い地域への旅を控えている方もいらっしゃることでしょう。そんな時、気にかかるのが移動手段の安全性。未知のウイルスであることから「絶対安全」のお墨付きを求めるのは難しい状況です。心がけるべきは、安全性やリスクを把握・判断できる正しい情報を得ること。そのうえで必要な対策を自らも行い、自分の感染予防はもちろん、他の人へうつさないようにすることだと感じます。※取材協力:厚生労働省は新型コロナウイルスの専門家会議の結果を受け、3月19日にホームページで「「密閉」「密集」「密接」を避けて外出を」と提言しています。そんな中、換気が重要だといわれており、新幹線について「窓は開かないが換気は大丈夫か?」と心配をされている方も多いのでは?車両についても例外ではなく、国により換気の車両設計基準が定められており、新型コロナウイルスの感染ルートは、飛沫感染と接触感染の2つと考えられています。そこから考え、新幹線利用時に気を付けるべきは、トイレや洗面所の利用時(特にドアノブなど)、座席のテーブル等といわれています。それでは新幹線の清掃や消毒はどのように行われているのでしょう?まず日常の清掃状況のJR各社の回答から見てみましょう。「テーブル、手摺、握り棒、壁、戸、荷棚等(窓ガラス、鏡は除く)について、従来湿布拭きとしている水を一般的に殺菌効果のあるアルカリイオン水に変更し、拭き作業を実施しています」(JR北海道)上記に加え、新型コロナウイルスへの対応として、JR各社が開始したのが車内の消毒です(JR北海道は3月中に対応)。ポイントは以下の通りです。他にもJR各社では、新型コロナウイルスの広がりをうけて、「駅員や乗務員など接客に従事する社員にマスクの着用を義務づけている」(JR各社)、「接客・清掃業務などに関わる関係会社社員に対しても同様に対応」(JR東海)とのこと。お客様向けの手指用消毒液についても「新幹線全駅に設置をしている」(JR東海、JR西日本、JR九州)、「新幹線全駅および在来線主要駅に設置」(JR東日本)、「主要駅など計17カ所に配置し、設置駅の出改札カウンターなどは1日数回除菌シートで拭き取りを行っている」(JR北海道)と、こちらもすべてのJRで対応をしています。「どこまでやれば安全か?」が現段階でわからない中ではありますが、鉄道各社もできることから取り組んでいることがわかりました。利用者側も、厚生省が発信している最後に、新型コロナウイルスの影響で、3月、そして4月以降、GWにかけても、運休等の発表がされています。JR各社のホームページで、対象列車や対応は掲載があるので、乗車や予約を予定されている方は確認をしましょう。例えば、東海道新幹線では、3月19日(木)~3月31日(火)、4月3日(金)~5月6日(水祝)に増発を予定していた「のぞみ」号の臨時列車を中心に、一部の列車の運休を発表しています。運休する列車の特急券、および乗車券類については、変更や払い戻し等の手続きを案内しているので、該当する人は確認を。また、新型コロナウイルスの影響により旅行を取りやめる場合にも、JR東海では手数料なしで払い戻しの対応をしているとのこと。詳しくはHPを確認のうえ、駅係員に申し出るようにしましょう。この記事が気に入ったらAll About NEWS の最新の話題をお届けします。人気記事ランキング
新幹線に子供一人ならグリーン車が安全? 最後は新幹線で子供の一人旅を実際にさせるなら、どの席を取ればいいか?という点です。 これは、断然グリーン車が安全ですね。
今回は新幹線は良く利用する方多いかと思いますが、グリーン車って実際にどんな感じなのだろうか?普通車と違って乗り方や利用手順・設備などが違うんだろうか...と思う方も多いかと。もちろん、mog自身も基本は普通席なのですが...何度かExpress予約でグリーン特典のポイントが累積1000ptを超え、その度に普通席の料金でグリーン席を利用しています。仕事や帰省などで頻繁に新幹線を利用する為...多分過去10回はグリーン車に乗ってるかな...という事で、スポンサーリンク目次まずグリーン車の位置ですが新幹線の中央付近に配置されています。号車でいえば8号車、9号車、10号車の3車両がグリーン車に該当します。これ自体あまり知られていないのですが...グリーン車の近くに必ずエスカレーターなどホーム出口があるんですよ♪新幹線指定席の16号車や自由席の1号車って結構ホーム中央から離れていて歩きますよね?グリーン車ならそんな心配は不要ですよ。次に普通指定席とグリーン席の料金の違いを見ていきたいと思います。全部算出するのは大変なので、ここでは3つの拠点だけですが、だいたいグリーン車って普通席料金の2倍以上&お金持ちの人が乗るというイメージがあったので、個人的にはこちらの表を見たときに「意外と安いかも...」と思いました。指定席でB席しか空いていない時など、多少お金を払ってグリーンのA席でゆったり新幹線に乗るのもいいかもしれませんね。こちらエクスプレス予約を使っている方は知らず知らずのうちに新幹線に乗るたびにポイントがたまって行きます。先ほど冒頭でも記載しましたが、Express予約を使って乗車した後、予約サイトやスマホアプリで該当項目を見てみると「グリーンプログラム」という物があります。このグリーンプログラムのポイントを使って追加料金無しで普通席の料金でグリーン車に乗る事が可能ですよ。のぞみの場合、1回グリーン席を予約するのに1000pt必要となります。証拠写真が下記。まずは通常のエクスプレス予約で発券した東京〜岡山間の特急券です。5,530円となっており、これは通常の値段となっていますね。次に帰りの岡山〜東京間の特急券です。こちらはグリーンプログラムで1,000pt使ってのぞみのグリーン席を購入しました。どうです?同じ料金ですよね。で、ここでも一つポイント。このグリーンプログラムで利用できるグリーン車ですが、例えば東京に向かう時、岡山からでも新大阪からでものぞみのグリーン車を使う場合同じ1000ptがかかります。なのでこのmog自身、最長で新山口〜東京間でグリーンプログラムを使ってグリーン車に乗った事があります。名古屋〜東京間で使うよりは断然お得ですよね♪さて、それではつい先日実際にグリーン車に乗った時の様子を写真付きでレポートします。人もそこそこ居たのでがっつり写真は取れませんでしたがそこはご容赦下さい。まずグリーン席に座った後、しばらくするとこちらのおしぼりですが、岡山〜東京間では2回提供されました。岡山で乗ったときと名古屋を過ぎたあたり...ちなみに新山口からの時は3回提供されたような気も...ちょっとしたサービスですが嬉しいですよね。こちらもグリーン車のみの特典、新幹線に乗った後、とりあえず駅構内で購入した駅弁を食べたり飲み物を飲んだりすると、その後のゴミが邪魔になりますよね。通常の指定席だと結構狭いので...ゴミの置き場所を考えて作る必要が出てきます。普通席なら足下に置いたり網棚の中に無理矢理突っ込んだり...グリーン席の場合、そもそも席自体が広いのですが、その上に定期的に乗務員がゴミ袋をもって席を回ってゴミを回収してくれるんですよ♪席が広い上にゴミが無い環境...さすがグリーン席、ゆったり過ごす事が出来ますよ♪次にグリーン車と普通席の違いのポイントを写真付きでご紹介します。グリーン車で利用出来る机ですが、基本普通車の机とそんなに変わりません。ちょっと幅が広い気がしますが...で、圧倒的に違うのがリクライニングをした際に机がちょっと遠いな...と思った事ありませんか?そんな時、椅子を起こさずとも机を手前に引っ張れば机の上の物を手元に持ってくる事が出来るようになっています。グリーン車では通常の机に加えて右手前に小さなテーブルを設置する事が出来ます。ドリンクだけとか、ちょっとしたおつまみを手元に置いておく分には丁度良い大きさですよね。普通指定席の時、A席を予約したけどB席にも人がきて隣の人と肘掛けを奪い合うような状態になってしまって気まずい...という経験をした方結構多いかと。グリーン車の場合、上記写真のようにもっとも、グリーン車で隣に座られた事っていままで無いんですけどね。いつもガラガラ、二人席ですが基本一人席状態です。次にリクライニング機能です。新幹線で一眠りするにはリクライニングは欠かせないですよね。普通席ならリクライニングを倒しすぎるとちょっと後ろの人の事を考えてしまって遠慮してしまうという事が多いかと思うのですが...グリーン車の場合は元々前との幅が広い上に特殊なリクライニング構造となっており、そんなに後ろの人に迷惑がかかるという事はありません。上記写真はグリーン席のリクライニング構造なのですが、右の肘掛けにリクライニングのボタンがあるのでそちらを押しながら席を倒すと、構造を見ていると、後ろに倒した際にお尻あたりの重心が下がるようになっているんですね。ちなみに、この前グリーン席にて前の人がMAXリクライニングを倒してきたのですが...こんな状態です。やはり席同士の幅が広いので普通席に比べてもそんなに圧迫感はありません。多少は窮屈ですけどね、mogは全然耐えれるスペースです。夜行バスや飛行機とかと比べたらそれはもう...苦笑パソコンを広げるとギリギリ席に当たるかな...という感じです。もし当たったらスライド機能で机を少し手前に持ってくればそのまま利用出来そうです。左の肘掛けの下あたりに二つボタンがあります。その内の一つが読書灯になり、こちらをポチッと押してみると...座席右上のランプがピカっと光ります。手動で方向を調整出来ますし、結構明かりが強いので少々暗いなと感じる方はこちらの読書灯を利用しましょう。まぁ飛行機と違って新幹線内の電気が消えるという事はないのであまり使わない気もしますが...もう一つのボタンがレッグウォーマーとなっています。こちら、スイッチを押すと足元が温かくなるらしいのですが...すみません、mog自身押してみてもあまり違いが分からない&6月下旬で気温も高かったため全く利用しませんでした。冬場やクーラーが効きすぎているという場合は活用出来るかも。先日新幹線普通指定席での電源確保のポイントを別記事でご紹介しましたが、コンセントの場所は席の間にある肘掛けの前下あたりにあります。ちょっと分かりにくいですかね。手前の黒い部分、2つありますよね。こちらがA席とB席といった形でそれぞれの電源という形になります。なので電源は机の背面に記載されておりましたが、となっていました。こちらは普通席と一緒ですね。最後に紹介するのが何もしない状態だと上記写真のような感じになります。右のペダルを踏むと上下に動かす事が出来るので、快適な高さに調整して足を乗せます。そしてこのフットレストですが、ぱかっと開く事が出来ます。閉じた状態よりもふわふわした形になり広さも2倍になります。靴を脱いだ状態で足を置いて快適に過ごす事が出来るようになっています。今回は普通指定席とグリーン席の違いを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。やはりグリーン車なので値段もそこそこ高いですが、いろんな特典と座席の快適さ&利用者が少ないので隣席が空いている等考えるとそこまで高くない料金設定かなと思います。またエスクプレス予約を利用されている方でグリーンプログラムのポイントがそこそこ貯まっている方、是非この機会に一度グリーン車を利用してみてはいかがでしょうか。ポイントは1年毎に失効していきますので利用しないと損ですよ。