映画感想レビュー&考察サイト 映画福山雅治&チャン・ハンのダブル主演で、監督はジョン・ウーという中国映画『マンハント』は、1976年の日本映画『君よ憤怒の河を渡れ』のリメイク版というのは、既に映画ファンはご存知ではないでしょうか。今回はリメイク版『マンハント』とオリジナル版『君よ憤怒の河を渡れ』の比較をするにあたり、ジョン・ウーの過去作を引き合いに出して考察してみました。もちろん、ジョン・ウー証の鳩のエピソードも触れています!スポンサーリンクCONTENTSダブル主演として『戦場のレクイエム』のチャン・ハンユーと、『三度目の殺人』の福山雅治の挑むサスペンス・アクション作品。そのほか『第7鉱区』のハ・ジウォン、『哭声/コクソン』の國村隼、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の桜庭ななみ共演しました。酒井義廣社長の経営する天神製薬の顧問弁護士として雇われたドゥ・チウ。彼は出席したパーティの翌朝にベッドで目を覚まします。すると社長秘書である希子の死体が横たわっていました。その現場にはドゥ・チウ自身の指紋が付いたナイフが置かれて、突如、殺人事件の被疑者となってしまいます。何者かに仕組まれ、嵌められた事実に気が付いたドゥ・チウは、その場から逃走。そんな彼を大阪府警の刑事矢村は、新人部下の里香とともに事件を捜査しながら追い詰めて行きます。事件のカギを握るのは元天神製薬研究員で、かつて3年前に婚約者を失った真由美。しかし矢村は、警察の包囲網を次々と潜り抜けるドゥ・チウの存在に近づけば近づくほど、なぜか事件に違和感を覚えていました。次第に捜査見解に変化を見せていく矢村ですが、真由美の実家が営む牧場で、ドゥ・チウを逮捕に成功します。ドゥ・チウに手錠をかける矢村ですが、女殺し屋レインたちからの襲撃を受けます。矢村はその事実からドゥ・チウが無実の罪であることを確信します。しかし、何者かによって捜査妨害されるなか、矢村とドゥ・チウは身分や国籍を超え、2人はともに手を組み事件の真相に立ち向かう…。スポンサーリンク2017年のヴェネツィア国際映画祭、中国語圏に続いていよいよ公開される映画『マンハント』。中国の人気俳優チャン・ハンユーとともにダブル主演として勤めるのは、海外作品初出演の福山雅治。韓国から人気女優ハ・ジウォンが出演。福山の部下役で桜庭みなみ、ハリウッドでも活躍するTAO、海外作品への出演経験も多い池内博之、竹中直人、國村隼、倉田保昭も登場します。監督は「男たちの挽歌」シリーズから『フェイス/オフ』(1997)『レッドクリフ』(2008、09)など話題作・実はその主演はあの高倉健、共演に原田芳雄。監督はその後、1977年『野生の証明』、1978年『人間の証明』など大型作品を撮ることになる佐藤純彌。という豪華な陣営で作られたものの大変、失礼ながら映画の出来やヒットの度合いで言えばそこまでのものでもない映画であります。それがなんでわざわざ40年も経って中国でリメイクされるほどのものになったかというと。この『君よ憤怒の河を渉れ』が、この大ヒットでリメイク作『マンハント』を見て思い出したのが、あの人気映画シリーズの第一作1996年の『ミッション・インポッシブル』とその第2弾『M:I-2(ミッション:インポッシブル2)』(2000)です。細かく説明することもいらないのではと思われる、文字通りの大スターのトム・クルーズ主演の今ではライフワークとなりつつあるサスペンスアクション作品。もともとは1960年代中盤から70年代までアメリカで放映されていた同じタイトルのテレビドラマで、日本では『スパイ大作戦』のタイトルで知られていました。そんな古典ともいうべきドラマをハリウッドで映画化するというなかで、最初に白羽の矢が立ったその映画人生をほぼサスペンスだけに捧げてきたデ・パルマ監督に、場合によってはシリーズ化も視野に入れたプロジェクトを託しました。結果、映画『ミッション・インポッシブル』はオールドファンからまずまずの合格点をもらえたケレン味たっぷりの映画となりました。全米・そして世界市場でも大ヒットを記録した『ミッション・インポッシブル』はシリーズ化が決定。ところが、ここでデ・パルマ監督が次のプロジェクトもあったりと降板。そして、続編の『ミッション・インポッシブル2』のちに『M:I-2』となる続編の監督に抜擢されたのが、結果映画がどうなったかというとゴリゴリのスパイサスペンスであった一作目からうって変わってひたすら力業のアクション映画となりました。トレードマークの一応、殺人ウィルス“キメラウィルス”をめぐる攻防戦もあるにはあるのですが、最後はなんと銃撃戦を経ての殴る蹴るの肉弾戦で決着をつける映画となっていました。スパイ映画なのに!?刑事ものではありましたがどちらかというとウェットな人情物語だった『君よ憤怒の河を渉れ』が、明朗快活なアクション映画に大きくシフトチェンジしました。ただ、今回は良い方に転んだといっていいでしょう。『M:I-2』はスパイ映画でなければならないところをジョン・ウー映画にしてしまったことで映画自体のスタンスを変えすぎてしまった感がありました。しかし、巻き込まれ型サスペンスだった『君よ憤怒の河を渉れ』は現代劇でいうとハリウッドの最期の作品となった『ペイチェック消されて記憶』以来14年ぶりの作品となります。やはり、物語もまず主役の高倉健ありきでそれを追う原田芳雄という並びでしたが、今回は『君よ憤怒の河を渉れ』を見たいと思わると困るのですが、本作は中国映画でありながら、日本の各地でオールロケを敢行!ダブル主演の福山雅治&チャン・ハンの2人の強烈な存在感を見せた、ジョン・ウー監督の力強い演出力で『君よ憤怒の河を渡れ』を超えたリメイク作品となっています。映画ぜひ、お見逃しなく!Category : Tags : 映画『マルリナの明日』2019年5月18日(土)ユーロスペースでロードショー! ならず者たちの不条理な行為に抗った一人の未亡人が、自身の思いを貫く旅に出る姿を描いたインドネシア・フランス・マレーシア・ … “和田竜(原作・脚本)× 大野智(主演)× 中村義洋(監督)” 誰も見たことがない戦国エンターテインメント作品『忍びの国』をご紹介します。 スポンサーリンク CONTENTS映画『忍びの国』の作品情報 … ラジニカーントが再び“ロボットたち”になって帰って来た! インドのスーパースターにして人間国宝、ラジニカーント。2019年現在、御年68歳のラジニが、踊ります!飛びます!増えます! 2010年、南イン … 2003年度公開のカーアクション映画 爆走タクシー、今度はサンタを追って雪山へ おなじみ、スピード狂のタクシードライバー・ダニエルとマヌケな刑事・エミリアンのコンビが今度はサンタに扮した強盗団に挑みま … 少林拳+サッカーのハチャメチャスポーツアクション! 香港映画界の“喜劇王”、チャウ・シンチーによる痛快無比サッカー。 サッカー、カンフーアクション、ギャグをミックスした娯楽作『少林サッカー』の登場です … Today's RankingCategory
こちらの記事に加筆・修正してみませんか? Copyright © 2020 Cinemarche 映画『マンハント』は2月9日(金)より日本公開! 福山雅治&チャン・ハンのダブル主演で、監督はジョン・ウーという中国映画『マンハント』は、1976年の日本映画『君よ憤怒の河を渡れ』のリメイク版というのは、既に映画ファンはご存知ではないで … マンハント、日本でジョンウー節炸裂!でも後半のアクションでウー校長のサービスてんこ盛りが逆効果に。あのドンパチは日本ではファンタジーにもならないので合わないなあ。結果として福山雅治主演の火曜サスペンスに感じました。うー エジソンズ・ゲームのあらすじとストーリー、結末のネタバレ、実話の元ネタは何かまとめました。エジソンは歴史上の発明家として、学校で習った方も多いと思いますが、どんな人生を送ったまでかは知らない人の方が多いのではないでしょうか? 最新の話題で記事を新しくしてみませんか?
MANHUNTは3人称視点のステルス アクションゲームで、ゲーム システムは「天誅」や「MGS」が近い。 暗闇という 概念 があり、その場にいる間は敵の追跡を逃れることが出来、手にした 武器 で背後から近づいて殺す、または 銃器 類で殺すのが基本となる。 SIRENというゲームについて、解説考察をしましたが、あのゲームには続編があります。今度は相手が屍人だけではないのです。 視界ジャックはそのまま、使えるキャラや武器な増えてあの恐怖の続きを。 SIRENの時系列や考察はこちら! 映画感想レビュー&考察サイト
ゲーム・オブ・スローンズ、ウォーキングデッド、アメコミなど アメリカン・クライム・ストーリー:ヴェルサーチ暗殺 #2「マンハント」 2018年07月03日 23時10分36秒 | クライム・サスペンスドラマ MANHUNTとは、MANHUNTは3人称暗闇という本当然ながらプ【スポンサーリンク】