「恐れ入りますが…」とクッション言葉として使う方が多い言葉です。普段の生活ではあまり口にしないので、すんなり口から出るように繰り返し使いましょう。お客様が何かをしてくださった時の感謝、何かをさせてしまって申し訳ないという謝罪の意味があります。おまたせいたしました。 他に、注文をしてくださった時、気遣いをいただいた時など、心を込めて言えるように、普段の生活から意識して口に出しましょう。おそれいります。 「~いただき、」は招待した場合に使います。一般的には、お客様は自発的にいらっしゃるので、「~くださいまして、」が正しい表現です。×:こちらがメニューになります。
拝見、拝聴、拝読など、拝むという言葉は全て謙譲語です。自分の行為をへりくだる表現なので、お客様の行為に対して使うのは間違いです。×:店長がいらっしゃいます。
「失礼いたしました。」を謝罪の言葉として使うのは、本来は日本語としては間違っています。誰もが知っている言葉ばかりですが、だからこそお客様への声掛けとして、よどみなく言うのは意外と難しい言葉です。
また、いつも耳にしている接客用語にも間違っているものが結構あります。シンプルでいて、意外に難しい接客用語と使い方をご紹介します。間違いを知らないまま使っているのが、一番恥ずかしいですよね。目次「ある場所に、そこで受けられるサービスや目的を期待してやってきた人を、迎えて入れること」です。簡単なことに聞こえますが、やってきた人に「迎え入れてもらった」と感じてもらわなければ、「接客した」とは言えません。お互いが、目的を介して繋がらなければいけません。接客のスキルが必要な場所は、一般的に「接客=小売や飲食の店舗」のイメージですが、本来は「やってきた人を迎え入れる場所ならば、どこでも」ということになります。銀行、官公庁、オフィスでも自宅でも、誰もが身につけるとよりよいスキルです。やってきた人=お客様とのファーストコンタクトとセカンドコンタクトが重要なのは、みなさんもすでにご存じですよね。やってきた人に「迎えて入れてもらった」と感じてもらえるお声掛けが大切です。そこでお互いに信頼関係が構築できれば、その後の接客もスムースになります。お客様には、接客する側から先にお声を掛けるのが基本です 「服」→「お召し物」 「着替え」→「お召しかえ」
「ぜひいらしてください。」との呼びかけで、まだ外にいる方を招きいれる意味と、「お越しいただきありがとうございます。」という挨拶、二通りの意味があります。
使いこなすポイントは、「どんな時に、自分がどんな気持ちで、お客様はどんな気持ちなのか」を考えながら繰り返し声に出し、しっかり自分の言葉にしたいですね。次は、例文を用いながら接客でよく使われる間違った用語をまとめます。一瞬何がまちがっているのかわからないものも多いかも知れません。尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けの間違いと日本語そのものの間違いがありますが、みなさんはいくつ指摘できますか?尊敬語=お客様自身、行動、所有物、環境などを高めて表現し、敬意を表す表現
新人社員ならずとも間違えてしまいがちな、敬語のマナーに特化したクイズコンテンツ。正しい敬語を問うクイズが、入門編から達人編まで、全5段階のレベル別に用意されています。 〇:ちょうどいただきます。 「了解しました。」は、若干上から目線になり、接客用語としては不適切です。意味や内容を理解したことを伝えるのは、承知いたしました。うけたまわりました。かしこまりました。が適当です。×:一万円からお預かりします。
○:こちらがメニューでございます。 いくつかのオーダーの中から飲み物を持ってきたので、この表現を使いたくなってしまいますが、「~ほう」は方角を表す言葉で誤った使い方です。 「娘さま」→「お嬢様」 「息子さま」→「ご子息」
シンプルで驚く方も多いでしょう。しかし、シンプルだからこそ、実は気持ちが伝わる言葉にするのは難しいのです。お客様への第1声になる言葉もあるので、いつでも気持ちをのせて口から出せるよう意識しましょう。いらっしゃいませ。 敬語力診断テスト; 敬語の使い方マニュアル; シーン別トレーニング.
感謝を伝える言葉は、接客だけでなく生活でも使う言葉ですが、言い慣れないととっさに出てこないのも事実です。店舗での接客の場合には、店内では「ありがとうございます。」、お客様が一歩出られた時には、「ありがとうございました。」と接客用語を使い分けます。店舗内で過去形の「ありがとうございました。」を使うと、すでに完了した感じがあり、追い出されているように感じる人もいるので、好ましくありません。
お客、お客さん → お客様. 「ちょうど」ということはおつりがないので、お客様からいったんお金を預かる必要はありません。そのままいただくので、「ちょうどいただきます。」が正解です。接客での会話で、みなさんは自分自身を何と言いますか? ○:ご予約のお客様でいらっしゃいますか?
これも日常ではあまり使わないので、お客様への謝罪の言葉です。例えば、ぶつかってしまった時などとっさに「申し訳ございません。」と言えるようになりたいところです。「すみません。」は、接客用語ではなくカジュアルな言葉なので注意しましょう。失礼いたします。
○:(お客様に対して)どうぞご覧ください。 この違いを理解し、使い分けましょう。×:ご予約のお客様でございますか?
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