「日本で有名なエアガンメーカーはどこ?」と聞かれれば大抵の人は『東京マルイ』や『マルシン』、『マルゼン』などを答えると思います。実際、日本のエアガンは日本独自の威力規制があるものの、高品質かつ高精度のため海外でも高い評価を受けています。 アメリカの大手ガンオークションサイト「2017年の一年間に売買が成立した、最も売れた銃のランキングです。Photo via gungenius.com2008年に登場した.380ACPのサブコンパクト・ピストルですが、発売以来人気が続いています。以前に記事「大型ピストルは携帯時に「隠し難い」、「Tシャツ越しにシルエットが出てしまう」と敬遠されがちですが、その点からもサブコンパクトが注目される傾向があります。2016年にはアップグレード版のLCP IIが発売され、トリガープルの向上など、前モデルを上回る評価を受けています。なにより200ドル代で購入可能という安さで、下手をすればモデルガンより安価です。その代わり、スチールバレルを採用するなど、コストカット部分も見て取れます。 Photo via gungenius.comルガーLCPは内蔵型回転式ハンマーを採用していますが、M&Pはストライカー方式を採用したピストルです。9mmのシングルスタックということで、薄さ、軽量さ(589.7g)、パワーが魅力といえます。定価449ドルですが、店頭では300ドル代で購入可能という、リーズナブルな価格設定です。装弾数は7+1発、または8+1発から選択できます。 Photo via gungenius.com2011年に登場した、9mmのシングルスタック・マイクロコンパクト・ピストルです。M&Pと比較すると数百ドルお高い価格設定ですが、シングルアクショントリガー、ナイトライドコーティング、アルミフレーム、リングハンマー等々、カスタム1911ピストルをそのままサイズダウンして圧縮したような豪華な内容です。装弾数は6発または7発が選択できます。また練習用やターゲットシューティング用として.22LR口径モデルも用意されています。 Photo via gungenius.comもはや説明の必要がないほど有名な9mmピストルでしょう。コンパクトながら15+1発という、十分な装弾数が備わっています。個人的にG19がグロックシリーズで最も優秀だと感じますが、大きすぎず小さすぎず、軍用からコンシールドキャリーまであらゆる場面で万能なサイズです。グロックシリーズは世界各国で採用されていますが、特にG17やG19は軍や法執行機関で人気があります。 Photo via gungenius.comリムドカートリッジである.22WMRを使用する軽量ピストルです。サイズ的にもパワー的にも対人用として携帯には不向きですが、軽量(556g)、安価(定価454ドル)、低反動、高い命中精度が魅力です。スチールスライドとポリマーフレームの組み合わせで、低反動かつダブルフィードマガジンによる装弾数30+1発というハイキャパシティーマガジンにより、射撃練習や小動物ハンティング用として人気があります。 Photo via gungenius.comP938は9mmですが、P238は.380ACPを使用します。「1911ピストルの.380ACPバージョン」といえるマイクロコンパクト・ピストルです。431gという軽さで、装弾数6+1発です。 Photo via gungenius.comベレッタM9に代わり、新たに米軍制式採用となったP320は今後も人気が出そうです。9mm、.357SIG、.40S&W、.45ACPと口径バリエーションが豊富で、銃身長違いのサイズバリエーションも用意されています。特定の角度で落下させると暴発することが問題となりましたが、軽量ストライカーなどの代替パーツ交換で解決しました。ネットでは批判記事も多いですが、売れ行きは上々のようです。左右対称なデザインのため利き手を選ばず、ユニット化されたトリガーメカは簡単に取り外せるため、メンテナンス性の高さが評価されています。 Photo via gungenius.comコンシールドキャリー用として人気が高いストライカー方式のサブコンパクトピストルです。Sモデルは9mm、.40S&W、.45ACPの口径バリエーションがあり、シングルスタックで装弾数は口径によって6~9発となっています。重さは652g(9mm)で、銃身長3.3インチという小型軽量が売りです。定価499ドル也。 Photo via gungenius.comCZ75が「世界最高のコンバットオート」と呼ばれたのは約40年前のことだったでしょうか・・・、しかし現在も高い人気を誇るCZ75です。スライドの露出が少ないため初心者には引きにくいスライドですが、グリップのフィーリングも良く、なにより高い命中精度が魅力です。日本でも知名度の高いピストルなので、今更説明は不要かもしれません。 Photo via smith-wesson.com2013年のトップセールスランキングの記事では第1位でしたが、今回は第10位のボディーガードです。ある意味ルガーLCPのライバル的存在である.380ACPピストルです。2013年当時はただの「ボディーガード380」でしたが、2014年以降から「M&Pボディーガード380」として、ボディーガードシリーズが「M&Pシリーズ」に編入されました。内蔵型回転式ハンマーとダブルアクションオンリートリガーが備わっており、フレーム前方にレーザーサイトが内蔵されているモデルと、レーザーサイト無しのモデルが用意されています。内蔵レーザーは旧モデルではインサイト社製でしたが、その後クリムゾントレース社製に変更されています。定価379ドル(M&Pモデル)/ 519ドル(M&Pモデル・レーザーサイト付)装弾数6+1発。重量335.9 g。 ピストルランキングは以上です。やはり大型ピストルは使用用途が限られる反面、コンパクトピストルはコンシールドキャリー用からホームディフェンス用まで様々な場面で活躍するため人気があります。この傾向は今後も続くことでしょう。 追記:中古ピストルのランキングは以下の通りです。 第1位: グロック22第2位: ワルサーPPK第3位: SIG P226第4位: ブローニング・ハイパワー第5位: SIG P229第6位: コルト1911第7位: グロック19第8位: グロック17第9位: グロック21第10位: グロック43 次回、「 いま最もポピュラーな銃。それはアサルトライフルなのかもしれない! 犯罪に使用された銃の流れを分析する非営利団体「The Trace」が、2014年にシカゴ警察が押収した「犯罪に使用された銃 TOP 20」を公開しました。押収数ランキングメーカー口径押収数1位 スタームルガー9mm1792位 S&a 世界で一番銃の所持が厳しいといわれる日本において、銃の所有は自衛隊や警察などの法執行機関の限られた一部だけだ。猟や競技目的で所有する人もいるがその絶対数は非常に少ない。銃の市場が非常に小さい日本でも僅かながら銃を製造するメーカーがある。 米陸軍の研究開発部門は、マズルブレーキとサイレンサーを組み合わせた新世代の複合型マズルサプレッサー「Smuzzle」を開発しています。一つのパーツで銃の発砲音を […] アフガニスタンでタリバンの戦闘員によって目の前で両親を殺された16歳の少女が銃を手に取り、2人の戦闘員を射殺、復讐するという悲劇が起きた。しかも、その戦闘員の一 […] 戦場での狙撃兵の役割は増しており、より精度と威力が高く、射程の長いライフルと弾丸が求められている。それに応じて射撃距離は2㎞、3㎞と伸びた。しかし、距離が伸びる […] イスラエルの小火器メーカーSMART SHOOTER(スマート・シューター)社は21日に軽量の遠隔操作兵器ステーション「SMAH HOPPER(スマッシュホッパ […] ロシアの銃器メーカーのカラシニコフ社は自社の新しい9㎜サブマシンガンの国家試験が完了したことを発表しました。 「9㎜カラシニコフPPK-20サブマシンガン」と呼 […] VKS、またはVKKSと呼ばれる銃がある。スナイパーライフルのような全長をほこるが銃口はやたらと太く大砲程の大口径のように見える。ちょっと変わった形状のこの銃に […] シリア軍は最近、正体不明のスパイドローンを捕獲しました。それは非常に小さく、手の平に収まる大きさです。これはおそらく米軍が採用している超小型偵察ドローン「ブラッ […] 負傷した仲間を背負って戦場歩く男の動画が海外のネット掲示板redditに投稿されて話題を呼んでいる。負傷した仲間を抱えた男性は銃弾を飛び交う中、恐れる様子が無く […] 現代の武道は技を磨き、身体と人格、精神を鍛錬するものである。しかし、もともとは人を殺傷、制圧するために作られた武術だ。軍や法執行機関では武術を本来の目的として取 […] ロシアメディアの報道によるとロシアのハイテク企業ロステック(Rostec)社傘下のウラルバゴンザボッドの一部門であるブレベストニク中央研究所は、ロシアの最新型自 […] HK416はM4の課題を改修するために米陸軍の要望を受けてドイツのヘッケラー&コッホ(HK)が開発した銃だ。M4を改良版であるHK416はM4より、何が優れてい […] BAE SYSTEMSが開発する最新型のENVGIIIナイトビジョン 。そして、ENVGIIIに画像を送信するためのワイヤレスモジュールを搭載したFWS-Iサー […] 遠距離からの間接攻撃が多くなったとはいえ戦場での主役は今も昔も歩兵だ。戦場に真っ先に入るのは歩兵であり、常に前線に立って戦う。彼らの主力武器であるアサルトライフ […] 新型コロナの感染が拡大し続けるアメリカでは、公共の場や店舗、飲食店なでマスク着用を義務付けているが、これに従わない者は一定数おり、マスクの着用を巡って、傷害事件 […] 2020年に20式5.56㎜小銃が登場し、自衛隊の小銃は新しい時代に入る。そこで、これまでの自衛隊の主力小銃の歴史を振り返ろうと思う。 戦後で日本の小銃の歴史は […] VietDefenseのよるとベトナム人民軍の新しい主力小銃「STV-380」が公表された。現在、量産が始まっており、今後、随時配備される予定だ。 概要 この投 […] 「Scarabee(スカラベ)」。フランス語で黄金に輝くタマオシコガネ(フンコロガシ)こと黄金虫を意味するネーミングのこの車。フランス軍のVBL装甲車の後継の装 […] PP-2000はUzi(ウージー)やMP5よりも軽く、9㎜のサブマシンガン(SMG)ではもっとも軽いといわれいる。コンパクトで小回りもよく、市街地を担当する特殊 […] イスラエル空軍(IAF)が配下に新しい特殊部隊を創設したと『THE TIME OF ISRAEL』が報じた。イスラエル国防軍(IDF)の7月12日の発表によると […] 米海軍特殊部隊ネイビーシールズ(Navy Seals)には8つのチームがある。各チームには1~10の数字が振られており、2つの番号が欠番になっている。一つは別の […] オフラインのためランキングが表示できません 軍事関連や戦争といった歴史、サバゲーやゲームとアクティビティ、映画、アニメといたコンテンツのミリタリーよりのニュースを提供します。世界の迷彩