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保存療法で肩関節痛と運動障害が治らないときは、手術を行ないます。 手術には、関節鏡視下手術と通常手術(直視下手術)があります。 令和2年7月1日より令和2年5月1日より令和2年7月1日より令和2年5月1日より

Am J Sports Med. 文献「腱板広範囲断裂症例のx線分類と臨床的特徴」の詳細情報です。j-global 科学技術総合リンクセンターは研究者、文献、特許などの情報をつなぐことで、異分野の知や意外な発見などを支援する新しいサービスです。またjst内外の良質なコンテンツへ案内いたします。 腱板損傷とは、文字通り肩関節の回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の腱性部)の損傷を指す。 ただし、一般的には上記4筋の中でも、『棘上筋』の損傷を指すことが多い。 腱板筋群は回旋筋としての働きをもつ以外に、上腕骨頭を臼蓋に引きつける求心作用をもち、肩関節の安定化に作用している。 しかしいずれも小さな筋であり、肩に激しい運動がくり返し加わる場合、疲労や損傷を招きやすい。 いったん腱板に損傷が生じると、骨頭と臼蓋との安定化作用が破綻し、肩の正常な機能が失わ … 肩腱板損傷(断裂)のトレーニングとサポーターを専門医が解説. いと腱板修復術後の再断裂率を高め、少ないと肩関節機能に良い結果をもたらすとの報告があり、肩腱板損傷修復術後の予 後因子となっている。この分類方法は主観的観察による方法で、分類の再現性を調査した研究があるが、妥当性を調査した ものはない。 腱板損傷(腱板断裂)【けんばんそんしょう・けんばんだんれつ】というのは 肩のインナーマッスルである腱板筋群(後述しますが4種類あります)のスジが切れてしまうという状態 です。 スジが切れてしまうなんて、よっぽどのことだと思われるかもしれません。 もう還暦も過ぎたのに五十肩ですか?と言われても、まあしょうがない。五十肩なんてものは江戸時代の俚言集覧とかいう本に、「だいたい50歳くらいの頃に、腕が痛くなることあるけど、時間経てば治るよ。これを五十肩というのさ(筆者訳)」と書いてあるくらいで厳密な定義があっての五十肩ではない。年齢は一応ですよ一応。昔は五十肩に含まれていたかもしれない腱板断裂。いつまでたってもMRI分類が覚えられない。サイズはCofieldの分類が有名なのかな? 全層断裂ではEllman分類は負けた模様。Goutallierさんは元々はCTで分類なさったようですね。CTの性能も悪い時代だったろうにと、原著あたってみたらCT像を載せてないじゃんか。。。まあ御愛嬌ということで。肩の痛みで腱板でも痛んでるのだろうかとMRIを撮影してみて大丈夫そうやな〜と思って、読影レポート見てみたら関節窩に骨転移を疑う像がありますよとあったことがある(恥ずかしい)。撮像範囲はしっかり見ないといけませんね。 【正常解剖ツール集】 【画像診断おすすめ書籍】

肩の痛みを引き起こす病気には様々なものがありますが、このページでは腱板損傷(腱板断裂)につ つまり、実はいわゆるちなみに、腱板損傷と腱板断裂というのは特に明確に使い分けている用語ではなく、ほぼほぼ同じモノを指していると考えていただいていいかと思います。当院においては肩関節、特に関節鏡手術を専門としている、わたくし、歌島大輔による外来があります。外来に受診いただいた腱板損傷の患者さんには、出来る限り分かりやすい説明を心がけておりますが、それでも、診察時間が限られてしまう中では上手く伝わりきらないこともあります。しかし、もともと私が運営している肩の痛みクリニックというホームページをご覧いただいた患者さんは、すでに基礎知識を入れて来られるので、しっかりと深くまでお伝えできている印象です。そのため、当院のホームページにおいても腱板損傷・腱板断裂に対する基本的な知識を解説するページを用意いたしました。できるだけわかりやすい内容で、かつ、詳しい内容を心がけておりますので、ゆっくりご覧ください。また、さらに関連する情報や詳しい情報をお知りになりたい方はこちらのホームページもご参照ください。 そもそも腱板損傷とは何なのか?ということから解説します。腱板損傷は何なのか?・・・の前に腱板の筋肉はご存じの通り赤く、伸び縮みする組織ですが、その筋肉が骨にくっつくところは、伸び縮みするというよりは筋肉の伸び縮みの力を骨に効率よく伝えるために、ある程度かための線維(スジ)になっています。そして、どの腱が集まっているかというと、前から順番にという4つの筋肉の腱が集まって腱板を構成しています。 実はアキレス腱も同様で、腓腹筋とヒラメ筋という筋肉が腱となってアキレス腱として合流していますが、板状とまではいかず細い筋なのでアキレス腱板とは言わないわけですね。この腱板の役割を理解するにはアウターマッスルとインナーマッスル、そして、肩関節の特徴についてザッとお知りいただく必要があります。よく、インナーマッスルを鍛えなさいということを聞くかもしれません。シンプルにその特徴として つまり、そして、それは肩関節がすべての関節の中で最も幅広く、多方向に動く関節であるからです。その大きな可動域の代わりに、肩関節は脱臼も起こりやすい関節として有名です。そして、脱臼までは至らないまでも、大きく動かしている中で不安定に関節が動いていると、結果的に痛みの原因になります。そこでこの腱板が切れてしまうことを腱板損傷と言うわけですが、この腱板損傷の原因は何なのか?ということで、大きく3つの主原因をお伝えします。一番多いのは、ご年齢の問題です。つまり四十肩、五十肩という言葉がありますが、六十肩、七十肩という言葉がないのは、この60歳以降くらいになると急激に腱板損傷を起こしている患者さんが増えるからなんですね。五十肩かなぁ、でも、もうそういう年齢じゃないし・・・という方は調べてみると意外と腱板損傷だったということは少なくありません。次にもちろん、転んで肩を強く打ってしまったというケースで腱板損傷に至ることもありますが、肩は打たなくても手をついただけでも肩に負担がかかり腱板断裂を起こすことがあります。さらには、もっと軽微なケガとは言い難いレベルでも切れてしまうことがあります。例えば、転びそうになって手すりをぎゅっと掴んだとき・・・重いものを上に持ち上げたとき・・・洗濯物を干したとき・・・などなどですね。それは、先ほどの加齢性の変化が大きな原因と言ったように、自然と切れてしまうことすらあるのが腱板損傷ですから、当然と言えば当然かもしれません。もう一つの原因は 例えば、野球選手のピッチャーですね。繰り返す投球動作の結果、腱板損傷を起こしてしまうことはよく知られています。 もしくは、力仕事に長年従事されてきた患者さんなども比較的、腱板損傷を起こしていることがある印象がありますね。では、次に腱板損傷の症状、特に痛みの特徴について解説いたします。腱板損傷は加齢やオーバーユースによって、いつの間にか切れてしまっていることがあるわけですが、ということは、意外と激烈な症状ではないことも多いということです。もちろん、外傷で損傷した場合には瞬間的な痛みが強く走り、その後、肩が動かせないという強い症状から始まる人もいらっしゃいますが、そういう症状の始まりがハッキリしない人もいるということです。 腱板損傷はつまり筋肉のスジが切れているわけです。例えば、アキレス腱断裂を考えてもらうと、アキレス腱断裂の場合はつま先立ちができなくなります。しかし、それは、アウターマッスルの存在や、腱板損傷と言っても、4つの腱がすべて切れてしまうことは非常に稀だということが理由です。もし仮に、腱板を構成する4つの腱がすべて切れてしまったとしても、アウターマッスルである三角筋という筋肉がしっかり働けば、肩を動かせることもあります。(さすがに4つ切れるとなかなか厳しいですが)ただし、もちろん腱板損傷で損傷部位の炎症が強い場合や、大きく切れてしまってインナーマッスルの働きが大きく損なわれている場合に、三角筋だけでは肩を挙げられないということもあります。その場合は、これは当然、困った症状ですよね。筋肉の先端の腱の損傷ですから、自分の力で動かそうとすることにおいて、「動かせない」、「痛い」というのが典型的な症状であるわけです。四十肩、五十肩は、別名「凍結肩」と言う名前があるように、肩関節がカタくなります。カタくなる(拘縮)というのは、逆の手で支えたり、誰かが動かしてあげようとしても肩が上がらない、回らないというような状態です。この肩の拘縮は腱板損傷では意外と少ないと言われています。ただ、少ないとは言え一定の割合では必ずいらっしゃいます。ここまでを総合すると、腱板断裂の患者さんが口を揃えて言うのは、「四十肩だとずっと思ってたら・・・そうだったんですね・・・」であったり、「前の病院の先生に五十肩って言われてたから、放置していたんですが・・・」であったり、四十肩・五十肩と思いきや、腱板断裂というケースは非常に多いです。 簡単にこの四十肩・五十肩と見分けられたらいいのですが、これは整形外科の専門医にとっても悩みのタネになっています。まず一般的な四十肩・五十肩と腱板断裂の違いについてリストアップしてみます。しかし・・・と腱板損傷、腱板断裂を疑うときやMRIで腱板損傷が見つかったときに、われわれ整形外科医は、患者さんにこれは肩周りの筋力を見ていたり、肩周りの動かしたときの痛み誘発があるかどうかを見たりしています。例えばまた、特に肩峰下(けんぽうか)インピンジメントというものが起こりやすく、これは肩をあげるときに、腱板と この肩峰下インピンジメント現象を誘発するテストとして、これ以外にもたくさん診察テストがありますが、腱板損傷の検査でまず行うのは大抵レントゲンになると思います。しかし、レントゲンは骨を中心とした検査なので、筋肉の先端の腱である腱板はレントゲンには写りません。 だからこそ、肩の痛みでクリニックに行って、レントゲンを撮っても、「特に異常はありませんね」と言われて終わってしまうことがあるわけです。実は腱板断裂が隠されていたとしても・・・ しかし、腱板断裂を起こしている人は、その断裂部の周りの骨が変形しているので、よくよく見ると怪しい・・・というレントゲン画像はよく見ます。その特徴は画像を見ていただくとわかると思います。腱板損傷があるかどうか?というのはレントゲンでは分かりません。(よっぽど大きな断裂で関節に変形が及んでいれば分かりますが、結局は腱板自体はレントゲンに写りません)そこで、腱板をしっかりと画像的にチェックするために行うのが超音波(エコー)でも診ることができますが、MRIの方がより広範囲に精細に診ることができます。このMRIはレントゲンよりも時間が掛かり、費用的な負担も大きいですが、その分、得られる情報は莫大です。腱板損傷の具合はもちろん、関節唇や関節包という脱臼や五十肩の原因となり得る場所も分かりますし、炎症で水が溜まっている・・・など、様々なことが分かります。このMRIの画像の見方のポイントは、しかし、腱板断裂が起こって腱板がない状態・・・つまり、穴が空いたような状態では、その穴に水が溜まります。これは白く写ります。そのため、  そして、腱板は前から上さらに後ろと、4つの筋肉から構成されていますから、一方向からではなく、前、横、上からみたMRI画像で断裂、損傷がないかを確認していきます。 もう一つ、切れているか切れていないかという判断に加え、腱板断裂を起こしてしまった筋肉が、まだ十分に働いてくれる状態かどうか?というのも判断できます。それをどういうことかと言うと、食べるお肉としては美味しい、いわゆる霜降り状態になっていってしまうんですね。この霜降り状態(脂肪浸潤)は、筋肉の働きとしてはかなり落ちてしまっている状態と考えられますので、手術で縫合しても治りが悪い、もしくは、縫合できないという可能性が高まります。それでは治療のお話に入ります。腱板損傷(腱板断裂)という診断の次には治療を考えるわけですが、常にゴール(目指す状態)をハッキリさせておくことをお勧めします。これは究極的には1人1人違うモノだと考えてください。  夜、眠れないような痛みさえ取れればいいという人もいらっしゃれば、野球でピッチャーを再びやりたいという人もいらっしゃる。このお二方のケースでも、ゴールが全然違いますよね。  ですから主治医には、可能かどうかは別にしても私の診察では、意識的に患者さんのゴールを探りながらお話を聞いています。 一般的に肩の腱板損傷の治療のゴールとしてはということを達成したいというのは、多くの人に共通する部分だと思いますし、しっかり治療することで、これらの改善は達成できることが多いのは間違いありません。(ただし、100%保証できる治療というものもありません。)具体的な治療方法に移りますが、まずは手術をしない治療方法です。これは具体的にはですから、腱板断裂がくっつく(≒治る)というのは、自己治癒能力による 例えば、腱ではなく筋肉の損傷である肉離れは、最終的にはほとんどの場合はくっつきます。血の巡りがいい筋肉と筋肉が繋がるということは、そこまでハードルが高くないことなんですね。しかし、腱板断裂というのは、 この異質のものがくっつくということ自体 そのため、腱板断裂の自然治癒は期待できるか?という質問にはということをお伝えしています。 実際のデータもいくつか報告があります。1996年の森石らの報告では、MRIで腱板断裂部が高信号(白)で描出されたもの(ある程度の大きさの完全断裂を示していると思われます)は66%が断裂部の拡大を認め、34%が不変、縮小したもの(自然治癒方向の変化)は0%であり、MRIで腱板断裂部が中信号(灰色)で描出されたモノ(小さい断裂、部分損傷などを表していると思われます)は73%が不変、27%が縮小したとされています。また2002年の掘田らの報告では、腱板の部分損傷である滑液包面不全断裂において、50%が拡大(悪化)していて、縮小(自然治癒方向の変化)は0%だったと報告しています。腱板損傷の保存治療の方法ですが、薬ではくっつけることはできないと述べましたが、 飲み薬や湿布などの外用剤も、炎症を抑える消炎鎮痛剤が患部に届いて痛みを減らしてくれますし、さらに、直接断裂部位の周囲に炎症を強く抑えるステロイドという薬を注入する注射は、より効果が高い治療です。これらの痛みを抑える治療は、よくいただく質問が、肩の腱板損傷がある時に、リハビリで積極的に動かした方がいいのか、安静にした方がいいのか?ということです。 これは少し悩ましい問題で、肩を動かさないで完全に安静にすると腱板の筋肉も含め、筋肉がだんだん萎縮していってしまいますし、カタくなってしまうこともあります。逆に、肩をたくさん動かしすぎると、腱板断裂部分に負荷がかかって、断裂が大きくなりかねない。 ですので、一般論としては、とお伝えしています。 ただ、何らかの事情で手術はできないけれど、日常生活以上のことをやりたい(スポーツや重労働)患者さんや、すでに筋力が落ちたり、カタくなったり(拘縮)している患者さんに対しては、リハビリテーションを理学療法士、作業療法士の専門家の指導のもと行っていただいたりしています。特に、リハビリテーションに似た言葉として、ストレッチというものがありますね。ストレッチというのは「伸ばす」という意味で、もともとは筋肉を伸ばす運動を言ったわけですが、さらに拡大解釈されて関節の可動域を拡げる運動もストレッチと呼ばれることがあります。 腱板損傷においてストレッチが有効かどうか?ということで言えば、ストレッチで腱板断裂がくっつくことは期待できませんが、もう一つ、テーピングはどうですか?と聞かれることもあります。しつこいようですが、テーピングをしても腱板断裂部がくっつくことは期待できません。ただ、テーピングをすることで肩を外から安定させたり、筋力を補助してあげることで、腱板断裂部にかかる負荷を減らしたり、動かす時に楽に動かせるようになる効果は期待できます。期待できますが、ただ、日常診療の中で私から積極的にテーピングをオススメすることはあまりありません。その理由は、腱板筋群がインナーマッスルであるということにあります。インナーマッスルは関節近くの深いところを走る筋肉で、アウターマッスルは身体の表面に走る筋肉ですが、テーピングはさらに表面、皮膚の上に貼るしかありませんよね。ですから、腱板損傷の保存治療に対して、手術を行うという治療方法があります。腱板断裂部分を直接、もとあった骨に縫い付けてしまうという手術方法です。期待が若干薄い自然治癒以外では、腱板断裂を根本的に治す唯一の方法と言えるかもしれません。極端な話ですが、いつもまずお伝えするのは、腱板損傷というのは命に関わる問題ではありません。ですから、「絶対に手術をしなさい」ということはありません。ということです。それは当然ですよね。しかし同時に、さきほど述べたとおり、そして徐々に拡大(悪化)してしまうことが多いということをお伝えしています。そして、徐々に悪化した結果として、それは腱板断裂が広範囲に拡がって、これがある程度、長い経過の中で最終的に起こりうることです。そして、とは言え、自然治癒せずにだんだん悪化してしまったとしても、必ずしも症状が悪くなる一方とは限りません。特に痛みというのは、腱板断裂部や周囲の炎症(滑膜炎と呼びます)が要因として大きいので、この炎症が自然と治まれば痛みが少なくなることはあります。 これは腱板が切れているにも関わらず、痛みもなく、肩も動かせる。つまり、困らない状態、症状がない状態ということです。こういう無症候性腱板断裂の患者さんも意外と多くいらっしゃるというのも知られています。こういった患者さんの場合は何が起こっているかというと、腱板断裂があっても、そこを治そうと身体が必死になっている結果である炎症がすでに落ち着いていて、かつ、腱板が十分に働いていない中でも、骨の変化や断裂していない筋肉をうまく使って肩を動かせる状態ということが考えられます。 完全に症状がない、無症候性であれば、そもそも病院にもいらっしゃらないでしょうし、手術をしようとは思わないでしょう。実際、それでいいと私も思っていますが、しかし、腱板断裂はあるわけで、徐々に拡大していくことが多いのも事実・・・という中で、ちょっとした断裂の拡大や、力が入った瞬間などのきっかけで、症候性になってしまうこともあります。その場合、長い間、無症候性で腱板断裂が放置されていた結果、腱板筋群が萎縮、カタくなってしまっていて、症候性になって、いざ手術をしても結果がちょっと良くない・・・なんてことが時に起こります。つまり、症状が少ない患者さん = 様子を見ればいいと、 ということで、同じ腱板断裂といっても、腱板断裂の手術方法ですが、シンプルに言うと、その際、骨に針糸がスッと通るわけもありませんので、 そして、これを以前は皮膚を比較的大きく切って、アウターマッスルである三角筋を裂いたりして、腱板断裂部を直接見て手術を行っていました。(直視下腱板断裂手術)しかし、技術の進歩に伴って、関節鏡手術のそういった意味では関節鏡を使った肩関節の手術が可能な医師は整形外科の中でも少ないのが現状です。腱板断裂を手術で縫合、修復したあとは、原則、三角巾や装具を使って、 腕を吊って、固定します。その理由はシンプルですが、「せっかく縫った筋肉が再断裂しないように」ということです。 縫った腱板が再断裂してしまうような力は主に二つです。つまり、 その状態を徹底するには、腋窩部(腋の下)に大きな枕を挟んだタイプの装具を使うことです。大きな枕を腋の下に挟むので、腕は常にちょっと上がった状態になります。これは腱板が引っ張られる方向の逆で、緩む方向です。ですから、再断裂しにくいわけですね。もちろん、装具をしっかりつけていれば、力を入れる必要はないわけですし。 しかし、大きな枕というものを腋の下に挟んで、四六時中生活するのは、なかなか大変です。ですから、腱板の再断裂のリスクに応じて、  そして、装具や三角巾を常時装着する期間も重症な腱板断裂ほど長くなります。これは術後に術者が再断裂のリスクを考えて設定しているケースが多いと思いますし、私もそうしています。腱板断裂の手術が終わっても、実際は腱板を糸やアンカーで骨に固定しただけの状態です。ここから、腱板と骨がくっついてくれること、そして、それを妨げないように肩の動きを良くしていく(可動域を拡げる、筋力をつける)必要があるわけです。それが手術後のリハビリテーションということになるわけですね。 ですから、よく患者さんには実際のスケジュールは手術後、重症度によりますが、筋肉の先端を骨に固定しているわけですから、ここで筋肉を使う運動(自動運動)はせっかく固定したのが壊れてしまう(再断裂)リスクがあるわけですね。 そのため、もちろん、重症度(腱板断裂の大きさや、筋肉のカタさなど)や術後の経過によってその時期は前後します。腱板断裂の患者さんをしていると、たくさんの質問をいただきます。腱板が切れていたら必ず手術しないといけないか?これは誰もがまずは気になることだと思います。この記事でも解説していますが、腱板断裂自体は当然ですが、命に関わるものではありません。その意味ではしかし、別の意味で言うと、そして、腱板断裂の穴が拡大していき、ある一定の断裂幅(個人差あり)を超えると永久的に肩の挙上運動などができなくなる状態に陥ったり、軟骨のすり減りが急速に進んで痛みが増したりという状態になってしまいます。さきほどのご質問でもお答えしたように原則的には特に完全断裂では手術以外で腱板断裂をくっつける方法はありません。しかし、手術だって最終的には「自己治癒力」「自然治癒力」に頼って治す(手術は腱板を骨に固定するところまでしかできない)わけですから、小さい断裂(部分断裂など)では自然修復されることもあるということは事実です。つまり、手術以外の方法として「自然に治る」ことを期待するということがあります。しかし、そのこれが骨折との違いです。骨折はしっかりと固定していれば、伸びることも縮むこともなくその場で止まってくれますが、筋肉はどんどん縮んでしまうので、もし腱板断裂に対してギプスのような固定をしても、結局、中の筋肉は縮んでいってしまって、腱板断裂は治らない…ということになるわけです。多くの場合。腱板断裂を手術以外にくっつける方法は可能性は低いが自然治癒しかないというお話をしました。そのお話と関連してよく聞かれるのは、リハビリはどうですか?腱板断裂においてリハビリはとっても大切なんですが、その役割は断裂した腱板をくっつけることではないということは明確にしておく必要があります。リハビリテーションというのはざっくり言えば、肩を動かすことになります。動かすということは筋肉が働きますから、より筋肉は縮む方向に力が加わるわけです。ということはただし、もう一方の考え方としては腱板断裂の要因としてインナーマッスル(腱板)とアウターマッスル(三角筋などの強い筋肉たち)のアンバランスがあると言われており、さらには腱板断裂を治す薬…という質問をいただくこともありますが、これは即答で現段階ではどちらもないので、腱板断裂の時に使う薬はこれも多い質問です。手術が決まったはいいけど、手術までに時間があるという場合。大まかに言うと、「通常の日常生活を送ってください」となります。ただ、稀に最新のMRIから数ヶ月経過している手術患者さんでは思いの外、断裂の幅が大きくなっている(穴が拡大している)人がいらっしゃるので、特に断裂が大きい人は「安静気味」に過ごされるのがいいかもしれません。痛みが出る動作は腱板断裂の穴を拡大する(悪化させる)原因になるかもしれませんし、断裂は変わらなくても炎症を強めてしまう原因になるかもしれません。あとは何より、これも時々聞かれます。ご自身が受けるかもしれない手術は果たして「大手術」なのか、「大したことない手術」なのか…気になりますよね。「大したことない手術」なんてものはないと思いますが、ただ、また手術時間も中くらいまでの断裂ならしかし、どの段階の医師も最終的にはしっかりと腱板が修復できるということは最低限達成しようとするわけですが、それが難しいと感じるか、そうでもないと感じるかは医師によって異なります。私の外来には他の病院で腱板断裂の診断と治療の説明を受けた後にいらっしゃる患者さんも多いです。穴を塞ぎ切れない状態では治しきれないということになりますから、なかなか難しくなります。しかし、以前から欧米では行われていた特殊な形の人工関節ですから、そういう状態の人は医師から「人工関節しかない」と宣告されることもあります。ただ、私自身は関節鏡手術を中心にやっています。ですから、先ほどの「人工関節しかない」と似たようなことで「筋肉を移植しないと治せない」・・・と言われることもあります。これも大きな腱板断裂に対する治療のお話で、穴が塞げないとすれば、その穴に他の場所(多くは太もも)の筋膜、スジを移植するということがあります。具体的には「大腿筋膜移植」「大腿筋膜パッチ手術」もしくは「上方関節包再建術」という手術があります。それでもなお「筋膜移植しかない」という状況は確かにあります。特に最近は「上方関節包再建」という筋膜移植の中でも特殊な移植方法が症状の改善に有効性が高いと言われています。これも「人工関節」同様、腱板断裂と診断され、くっつけるにはほぼほぼ手術しかないと言われても、手術なんて嫌だと思う人は多いと思います。というより、ほとんどの人が手術なんて受けたくないと思っているわけですが、その場合に手術を受けなかった場合にどうなりますか?ということが気になります。ですから、この質問も多いです。僕の場合は先に説明してしまいますが、腱板断裂を放置した場合・・・という断裂サイズの長期的な視点と、腱板断裂した時には当然、痛みや動きに悪さが気になって受診されるわけですが、特に痛みは腱板断裂を治そうとする「炎症反応」が原因になっていることが多いです。しかし、炎症反応も一定期間を過ぎるとおさまることがあります。そうすると痛みが引いて、見かけ上、動きも改善することがあります。これも良く質問される内容です。特に腱板断裂部の痛みが強くて、注射を希望されて炎症を抑えるステロイド注射をしたときに、一気に痛みが引いて(先ほど述べた「炎症反応」を注射で落ち着かせたわけですね)、「もう治った!」とおっしゃる患者さんがおられます。しかし、これは一時的に炎症を抑えているだけで、特に注射で腱板断裂がくっつくということはないので、「残念ですが、一定期間が過ぎるとまた痛くなるかもしれません」と説明しています。また、腱板断裂の場合は痛みだけでなく、断裂した部分の筋力は落ちますし、動きもぎこちなくなりますので、手術をいざ受けるとなると不安で仕方なくなるかもしれません。よほど手術になれている人でなければ、みんなそうだと思います。そんなときにどうしても「保証」がほしくなって、このような質問をされることも結構あります。物事に100%などないことはわかってはおられても、聞かずにはいられないのだと思います。そんなときに私はすごく生真面目にお答えしてしまっています。これがいいのか悪いのかはわかりませんが・・・腱板断裂の手術にはどうしても踏み切れない。でも悪化して肩が上がらなくなったり、痛みがもっと悪くなるのは防ぎたい。これも誰もが持つ願いだと思います。そういう意味で「腱板断裂を悪化させない方法」はとても気になりますが、筋肉というのは放っておいても縮もうとする性質があるので、完全に悪化させないというのは無理があると言えます。また、同時に切れてしまっている筋肉は使うことができないので、だんだんと萎縮(細く、弱くなる)し、さらに脂肪浸潤(脂肪が入り込み、筋肉が硬くなる)を起こしてしまいます。これは腱板断裂している状態が長ければ長いほど進行していくものと考えられています。ですから、しかし、それでも悪化のスピードを遅くする方法はきっとあるとも考えていて、それは一つはこの一見、相反することを同時に成し遂げることができれば、悪化のスピードは遅くなるのではないかと考えています。そのためには、日常生活やお仕事、スポーツ活動などでそういう意味では断裂している腱板はどの筋肉に相当するのか?(棘上筋なのか、肩甲下筋なのか、棘下筋なのか?というようなことです)を主治医に教えてもらい、それ以外の筋肉を緩やかに鍛えてみるのは試す価値があると思います。腱板断裂の手術について、いつ受けるのがいいのか?という質問をいただくこともあります。結論から言うと、可能な限り早い方がいいということになりますが、暑い夏がいいのか、寒い冬がいいのか?ということも気になるかと思います。ということで、夏を避けて半年待って冬にするとか、冬を避けて半年待って夏にするというような先延ばしはあまりオススメしません。その間に腱板断裂部が拡大してしまったり、筋肉が硬くなってしまうリスクの方が大きいと思います。ただ同時に、腱板断裂自体の悪化のスピードはゆっくりであることが多いということはお話しました。ですから、何らかの事情で数ヶ月とか半年くらい手術を先延ばしにせざるを得ないとして、それが致命的な手遅れになることはかなり少ないということも事実です。腱板断裂、つまり切れてしまうわけですから、何かしら明かなケガのような原因、例えば、転倒して手をついてしまったり、肩を何かに強くぶつけてしまったり・・・なんてことを想像しますが、そういうケースは多くないわけです。多くの患者さんは「特にこれと言って思い当たる節はないんですが・・・」というケースです。それでも切れている。これは一つはとすれば、「何か」をきっかけに肩が痛くなって腱板断裂の診断になった場合は、その「何か」を原因と考えていいと思います。特に原因が大事になってくるのは保険関係ではないかと思います。外傷でないと適用されない保険であれば、腱板断裂が自然と年齢から来る変性断裂では適用されなくなってしまいます。ですから、あとになって「そういえば○○が原因かもしれません」とお伝えいただいても、最初のカルテにそれが記載されていないと、少し原因の証明力が落ちてしまうのではないかと思います。さらに本音の部分で言えば、腱板断裂が外傷(ケガ)のせいなのか、変性(加齢変化)のせいなのかについて、確実に判別する術はわれわれも持っていません。総合的に判断するしかないというのが現状です。腱板損傷について基本的な知識(症状や痛みの特徴、テスト、MRI画像、保存治療、ストレッチ、テーピング、手術、リハビリなど)をお伝えいたしました。参考になりましたら幸いに存じます。ただ、結局「自分の場合はどうなんだろう?」ということが一番気になると思うんです。それについては実際にお話を伺って、診察をして、MRIなどの画像を拝見することが必要なのでお時間を作って受診いただければと思います。Copyright 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投球相の分類.

当院では先ず、肩関節内部、周囲に器質的な障害がないかエコーやMRIを併用して診察を行います。当日は車の運転を控えて頂きます(神経根をブロックすると手が一時的に使えなくなるため)。但し、以下の方は対象外となります。専門外来:毎週火曜 14時〜17時肩疾患担当:古子 剛障害の主体を身体所見にて大きく2つに分類します。2〜3ヶ月、通院しながら保存療法を行って頂き、日常生活、仕事での状態を評価していきます。保存治療に抵抗性を示し、腱板断裂が病状の主因のとき、手術加療を選択します。その際、患者の社会的背景を考慮します。腱板を無理のない緊張で、おおよそもとの位置に戻し、固定します。概ね、関節鏡による低侵襲手技で可能になっています。1cm程度の皮膚切開を5カ所程度行い、スーチャーアンカーという固定材料を使います。これは生体に吸収される素材を用いており、抜去の必要性はありません。腱板の損傷が強く、一次修復が不可能なときは、残存組織や健常組織を切り離し、損傷部分に移行し代用します。人工物による置換上腕骨骨頭、関節窩の変形、関節症変化が起こっているときは、人工骨頭置換術、人工関節置換術を行います。外固定を症例に合わせ2〜8週間行い、肩の安静を計ります。以上を念頭に、日々治療を行っています。外来:毎週月曜 14時〜17時肩関節疾患 担当:古子 剛  大きな規模の病院では通院でのリハビリが制約される事が多いです。メリット:夕方からしか来れない、時間の制約がある方は一度ご相談下さい。 外来:毎週月曜 14時〜17時再建靭帯の再断裂 15%Wiggins AJ. ・腱板広範囲断裂および腱板断裂性関節症に対する リバース型人工肩関節の生存率は10年で89%、非常に良好である。 (Favard L et al, Clin Orthop 2011) ・術後24カ月以上 腱板広範囲断裂 術前94°から143°に改善 腱板断裂性関節症 術前76°から142°に改善 腱板断裂性肩関節症の単純x線学的分類 濱田 一壽 , 山中 芳 , 内山 善康 , 三笠 元彦 医学書院 臨床整形外科 50巻 10号 (2015年10月) pp.986-989 画像診断まとめサイトです。CTおよびMRIの画像診断に必要な知識および実際の画像を主に掲載しています。目次に分類され、不全(部分)断裂はさらに※棘上筋腱は完全に断裂し棘上筋の萎縮あり。この症例を動画でチェックする。棘上筋腱の滑液包側及び腱内に断裂を疑う異常な高信号所見あり。棘上筋腱の関節側に断裂を疑う異常な高信号所見あり。断裂している筋肉の脂肪変性の程度から、手術をしても再断裂する可能性を考慮して、Gradeの高いものは手術適応からはずそうとする分類。CTもしくはMRの矢状断で評価する。 治療