代表作「星の王子様」は没後の1943年にアメリカで出版されて以来、200以上もの国や地域の言葉に翻訳され、総販売数1億5千冊を超え、世界でも歴代販売数ベスト10入りするほどの大ベストセラーとなりました。
このページでは、星の王子さまの名言や名セリフを英語で紹介しています。星の王子さまはフランス人の小説家、サン=テグジュペリの代表作として有名ですね。是非、あなたのお気に入りの名言を探してみてください。また、以下のページも合わせてご覧ください。 【偉人の名言厳選46】愛・恋愛・結婚の英語名言集 【厳選53の言葉】使える!役立つ!成功・仕事・挑戦の英語名言集; サン・テグジュペリの功績・生涯・エピソード 【「星の王子さま」を書いたパイ … 地球に来て初めて、自分の星より高い山、自分の星より多い数千本のバラの群生に出会った王子は、それを見て自分の大切にしていた火山やバラはありふれてつまらないものだったのだと思い、泣き出します。 その秘密は...詳細はこちら↓ 体裁は児童文学のようですが、子供の心を失った大人に向けて示唆する内容となっており、「大切なものは目に見えない」をはじめとした本作の言葉は、生命や愛といった人生の重要な問題に答える指針として広く知られており、数々の名言が記されています。 サンテグジュペリが「愛」について語った名言です。「私がこれだけ愛したのだから、あなたももっと愛してほしい」など、つい人は見返りを求めがちです。ですが、本来はそれは「愛」ではなく、自分を「愛してほしい」という心の叫びなのでしょう。『未来とは、あなたが予知しようとするものでなく、自分で可能にするものだ』 一体なぜ彼らは好きなことで稼ぐことができているんでしょうか? 著作「星の王子様」で王子が「ぼく」に向けて言った言葉です。人はつい「ああでもない、こうでもない」と「新しいなにか」「自分に合うなにか」をせかせかと探してしまいがちです。しかし、そんなことをしなくても自分の幸せを決めるのはいつも「自分の心」なのです。『もしきみがぼくをなつかせてくれたら、ぼくの暮らしは急に陽が差したるようになる。ぼくは、ほかの誰ともちがうきみの足音が、わかるようになる。ほかの足音なら、ぼくは地面にもぐってかくれる。でもきみの足音は、音楽みたいに、ぼくを巣の外へいざなうんだ』 著作「星の王子様」で王子がバラの大切さに気づいて言った言葉です。この後「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」ということをキツネから教えられます。 井戸を探しに行く中で、王子が地球に来て1年が経ち、星に戻らなければいけないということを聞かされ、「ぼく」は悲しみます。別れを惜しみながらも、1年前と同じ星の位置のタイミングでヘビに噛まれることで自分の星に帰ってしまいました。 著作「人間の土地」の一文です。パイロットとして孤独と闘ったサンテグジュペリらしい言葉です。人は人間関係の不平不満を言いがちですが、それ自体が本当は贅沢なのかもしれないと気づかされる言葉です。『本当の愛は、もはや何一つ見返りを望まないところにはじまるのだ』 1926年、26歳で本格的に作家デビューしたサンテグジュペリは自身のパイロットとしての体験に基づいた作品を発表し、敵国・ドイツの空軍にも愛読している人がいるなど著作は世界中で愛読されるほどでした。 王子と別れた「ぼく」は、来る日も来る日も星を見上げて、王子のことを考えました。王子のことを考え、想像していると、その時々によって星の見え方が変わり、それにこと神秘があると考えるようになりました。『いちばんたいせつなものは、目に見えない』 『星の王子さま』の冒頭に、こんな一文があります。おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)この物語は、作者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが、むかし子どもだったひとりのおとな、親友のレオン・ヴェルトにささげた物語です。『星の王子さま』は、1943年にニューヨークで出版されました。 『砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。(新潮文庫版 裏表紙より)作者のサン=テグジュペリは飛行家でもあり、郵便輸送をしていました。今回は、『星の王子さま』の中から、おとなのわたしが特に好きな名言を選びました。はじめは子どもだったおとなのみなさんの心に響くひとことが、見つかりますように。 ぼくはこの世で一輪だけの花を知っていて、それはぼくの星以外のどこにも咲いていないのに、小さなヒツジがある朝、なんにも考えずにぱくっと、こんなふうに、その花を食べてしまっても、それが重要じゃないって言うの?(38ページより)重要なこととそうでないことをごちゃ混ぜにしてしまったおとなの「僕」に向かって、王子さまが怒ったときの言葉です。わたしが子どもの頃大切にしていた量産性のお人形は、わたしにとっては、この世でひとつだけのお人形でした。重要なこと、大切なことは人によってちがいます。自分にとって、そして相手にとって重要なことがなんなのか、一度考えてみることも大切だと教えてくれる一言です。 あれこれ言うかげには愛情があったことを、見ぬくべきだった。花って、ほんとに矛盾してるんだね!でもぼくはまだ、あまりに子どもで、あの花を愛することができなかった(45ページより)バラは、嘘や強がりやワガママを言って王子さまを困らせます。こんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。また、このバラのモデルは、サン=テグジュペリの妻 コンスエロだったと言われています。 金色に輝く小麦を見ただけで、ぼくは君を思い出すようになる。麦畑をわたっていく風の音まで、好きになる……(102ページより)王子さまが地球で出会ったキツネの言葉です。最初はただのキツネだったのに、やがて王子さまの友達になり、世界で一匹だけの、かけがえのないキツネになりました。そしてキツネは、以前は見ても何も浮かばなかった金色の小麦を見ただけで、王子さまを思い出すようになります。風景を見たり、音楽を聴いたりしたとき、大切な誰かを思い出すのは、誰にでも経験があると思います。そしてそのキャラクターまで好きになってくるから、誰かを大切に想うことって、とてもすごいことですよね! とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない(108ページより)『星の王子さま』の中で、いちばん有名な名言ではないでしょうか。一度は聞いたことがあるかもしれません。これも、キツネが王子さまに言った言葉です。王子さまは、バラに振り回されていましたが、そのバラが王子さまにとってかけがえのないバラだったことに気づくのです。目にはみえなくてもそこに「絆」や「愛情」があり、王子さまがバラに費やした「時間」があったのです。たとえば、家族や友達、恋人など、その人たちを大切にする想いや愛情は、目には見えないですよね。目に見えないけれど、それがとても大切なことだと、教えてくれる一言です。 子どもたちだけが、なにをさがしているのか、わかってるんだね(111ページより)急いでいる電車を送り出す鉄道員に会ったときの王子さまのセリフです。王子さまが、みんなそんなに急いでなにをさがしてるのかと鉄道員に聞くと、鉄道員も運転士も誰も知りませんでした。子どもたちだけが、窓ガラスに顔をおしつけているのです。おとなになると、「何がしたいのか」「どこへ行きたいのか」明確な答えを持っている人は少ないのではないでしょうか。子どものころはたくさん夢があって、何がしたいか、何を求めているのか、どこへ行きたいのか、ちゃんとわかっていたような気がします。おとなになるにつれて現実が見えてきてしまい、本当の気持ちを見失いがちです。一度走っている足を止めて、何がしたかったのか、どこへ行きたかったのか、子どもの頃を思い出して考えてみるのもいいのかもしれません。 きみが星空を見あげると、そのどれかひとつにぼくが住んでるから、そのどれかひとつでぼくが笑ってるから、きみには星という星が、ぜんぶ笑ってるみたいになるっていうこと。きみには、笑う星々をあげるんだ!(133ページより)王子さまが「僕」にくれた贈り物は、笑う星々でした。上でご紹介した「いちばんたいせつなことは、目に見えない」というキツネの言葉を受けて、王子さまが大切なともだちの「僕」に言った言葉です。「僕」は空を見上げれば、いつだって王子さまを思い出せます。誰かを大切に想うこと、絆を結ぶことは、とてもシンプルなことだと教えてくれる言葉です。 いかがでしたか?一度は聞いたことがある言葉もあったかもしれませんね。『星の王子さま』にはまだまだたくさん、心に響く言葉が出てきます。読んだあとは、星がぜんぶ笑ってるみたいに見えるかもしれません。 『 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリのことをもっと知りたい方には、こちらの記事がおすすめです! 当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用は固く禁じます。テキスト、画像等を他所でご使用になりたい場合は、ブックオフオンラインカスタマーセンターまでお問い合わせください。ブックオフコーポレーション株式会社Copyright © BOOKOFF CORPORATION. 例えば、大切な人が好きだった音楽を聴くたびにその人のことを思い出すということがあります。ふとした瞬間にもその人を思えることはなんて素晴らしいことなのでしょう。『ぼくら人間について、大地が、万巻の書より多くを教える。理由は、大地が人間に抵抗するがためだ。人間というのは、障害物に対して闘う場合に、はじめて実力を発揮するものなのだ』 また、「夜間飛行」(1931年)や「人間の土地」(1939年)もベストセラーとして高い評価を受け、「夜間飛行」では、フランスで最も権威ある賞・フェミナ賞を受賞しています。数ある作品の中でも、やはりサンテグジュペリといえば「星の王子様」が代表的でしょう。1943年にアメリカのレイナル・ヒッチコック社(現在は存在しない)より出版された本作は、サンテグジュペリ本人が描いた挿絵と共に多くの人に愛されています。 王子はバラをとても大切に世話をしていましたが、ある日バラの花とケンカしたことをきっかけに、他の星を見るために旅に出ます。王子は小惑星をいくつか訪れますが、そこで「王様」「自惚れ屋」「呑み助」「実業家」「点燈夫」「地理学者」6人の変な大人達と出会います。 2019年02月17日公開2019年06月06日更新名著「星の王子様」を遺した偉人、サンテグジュペリ(1900年~1944年)の名言・格言集。フランスの作家として数々の作品を残し、パイロットとして欧州-南米間の飛行航路開拓などにも携わったサンテグジュペリが遺した名言・格言の数々をご紹介します。この記事の目次名著「星の王子様」で有名なフランスの作家・パイロットとして活躍したサンテグジュペリはどのような人物だったのでしょうか? そこから「いちばんたいせつなもの」は「心」のことを言っていると推察できます。気分が落ち込んでいるときには、いいことでも悪い風にとらえてしまうなんてことありませんか?そのように自分の「心」が自分の目の前の景色を創っているのです。『きみのためには死ねない。もちろんぼくのバラだって、通りすがりの人が見ればきみたちと同じだと思うだろう。でもあのバラだけ、彼女だけがきみたち全部よりもたいせつだ。』 All rights reserved. パイロットをしながら作家として活躍した彼は、自身のパイロットという体験をもとに約15作の作品を残しており、著作の中でも数々の名言を残しています。 『星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題: Le Petit Prince 、英語: The Little Prince )は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。 彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。