ここでは、レギュラーコーヒーを
エスプレッソ専用のミルで極細挽きにした粉を使います。焙煎度はシティロースト以上の深炒りで、一杯分の目安はシングルの場合6〜12g、ダブルはその倍が目安です。❶ まず、保温のために残しておいたフィルター内のコーヒーかすをきれいに拭きとります。❷ エスプレッソ専用のミルで、抽出の直前に使う量のコーヒーを極細挽きにし、ホルダーに均一に詰めます。❸ フィルター内の粉は手のひらや指を使い、均一に抽出できるよう平らに慣らします。ホルダーやリングの淵に付着した粉も取り除きます。❹ タンパーを用い、フィルター内の粉を押し固めます(タンピング)。均一な抽出をするために、粉が水平に傾かないように圧力をかけるのがポイントです。理想的な抽出のために力加減は粉の状態を見て調整します。(目安として15〜20kgの力)❺ 粉を詰めたホルダーをエスプレッソマシンに装着する前に、必ず抽出口に残っているコーヒー粉を洗い流します(フラッシング)。❻ タンピング後、ホルダーをマシンにしっかりとセットしたら、速やかに抽出ボタンを押します。ボタンを押して少しすると、ハチミツを垂らした時のように細くトロみのある抽出液が垂直に落ちてきます。20〜30秒で、25〜35cc抽出できるのが理想です。※抽出時間が長いと余計な雑味まで出てしまいます。逆に短時間にたくさん抽出すると薄いエスプレッソになってしまいます。❼ エスプレッソの抽出が終わると、表面に赤褐色の滑らかな泡の層ができます。これを「クレマ」と呼び、キメ細かくクリーミーで、スプーンでかき回しても消えないのが特徴です。クレマは、溶け出した水溶性の成分と不溶解性オイルなどが乳化現象を起こしてできます。おいしいエスプレッソは、このクレマの層が5~7㎜の厚さになるのが理想的です。コーヒーのかすがしっかり固まり、フィルターの形のまま出てきた時、理想的なエスプレッソが淹れられたサインとなります。さまざまなラテアートのデザインの基本となるのがハート形です。最初はカップを置いたままで、ピッチャーの動きに集中してミルクを注ぐ感覚をつかんでいくと良いでしょう。❶ カプチーノカップにエスプレッソを抽出します。❷ エスプレッソマシンのスチームノズルで、フォームドミルクを作ります。よく冷えた牛乳250ccをピッチャーにいれ、スチームノズルをつかって空気を含ませながら撹拌し、60〜70℃まで温めます。[アドバイス]❸ 軽くピッチャーをゆすってなじませると、ツヤのあるキメ細やかなクリーム状になり、キレイな模様をつくりやすくなります。❹ カップの真ん中にミルクを注ぎます。注ぎはじめはピッチャーとカップの距離をやや離すことで、エスプレッソのクレマの下にミルクを潜り込ませます。❺ 液面がカップの半分ほどになったところから、ピッチャーの注ぎ口を液面に近づけます。ピッチャーの先が液面に近づくと、ミルクのフォームが液面に浮いてきて、白い模様ができます。❻ 液面がカップの縁いっぱいに近づくまで注ぎ続け、ピッチャーの先を上に向けながら白い円の中心を切るようにするとハートがキレイにできあがります。エスプレッソの抽出法が研究され始めたのは19世紀後半です。イタリアで初めて特許を獲得した業務用機械「エスプレッソマシン」の改良とともに、エスプレッソは世界中に広く知られるようになりました。イタリアで「CAFFE」と言えばエスプレッソのこと。バール(BAR)と呼ばれる立ち飲みコーヒー店でエスプレッソを提供するバリスタが定着し、人々はたっぷりと砂糖を入れたエスプレッソをサッと飲み干します。現在もバールはイタリアの日常生活に欠かせない存在として根付いています。アメリカに本格的なエスプレッソが広まったのは1980年代初頭のシアトルからと言われています。テイクアウト専門だけでなく、カフェスペースを備えた店も続々と登場し、自宅と学校・オフィスにつぐ第3の場所「サードプレイス」として、IT関連企業や大学などが多いシアトルのライフスタイルに定着しました。その後、大規模なチェーン店の展開とともに「シアトル系」として世界中に広まりました。日本でエスプレッソが注目されるきっかけとなったのは、1990年代半ばに相次いだシアトル系カフェのオープンです。セカンドウェーブの世界的な広がりとともに、
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お店を探す ドリップコーヒーの入れ方 1 (初級編) | コーヒー豆の通販なら ストリームヴァレー。 美味しいコーヒー豆を販売しております。 千葉県柏市の自家焙煎・珈琲店です。
会員サイト オンラインショップ レギュラーコーヒーインスタントコーヒードリンクドリップポッドコーヒーギフト器具・その他おいしいコーヒーの淹れ方コーヒー百科レシピMy COFFEE STYLEドリップスタイルコーヒートリビアUCCコーヒーアカデミー工場見学UCCコーヒー博物館東京ディズニーリゾート®︎カフェのお仕事体験 会員サイト おいしいコーヒーを飲むために、知ってほしい抽出メソッド。ここでは、ペーパードリップの基本から、水による味の違いやフィルターの違いによる味わいの差、エスプレッソやデザインカプチーノ、世界のコーヒーの淹れ方まで、様々な抽出方法とその魅力をご紹介します。
美味しいインスタントコーヒーの入れ方 「どうせなら自宅でも簡単に美味しいインスタントコーヒーが飲みたい! 」こんなことを思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 インスタントコーヒーのおすすめの入れ方をご存ですか?インスタントを普段飲む方も多く、夏にはアイスも美味しいですよね。しかし、インスタントコーヒーの美味しい簡単な作り方が存在し、量や温度などを意識する必要があります。今回は美味しいコーヒーの入れ方をご紹介します。 コーヒーは、道具で入れるかハンドドリップで入れるかで香りや味が変わります。ハンドドリップでも、コーヒーの分量はもちろん、入れ方で味や香りが変わります。そんなハンドドリップコーヒーの美味しい入れ方を時間やコーヒーの分量などのコツを含めて紹介します。 オンラインショップ おいしいコーヒーを飲むために、
エスプレッソはペーパードリップなどの抽出と違い、強い圧力をかけて抽出します。おいしいエスプレッソをつくるには、すばやくスムーズに抽出しなければなりません。それを何気なく行うバリスタの動きには、おいしいエスプレッソの理由が隠されています。 レギュラーコーヒーをおいしく淹れる6つのステップ、豆の選び方・焙煎方法・ブレンドの仕方・挽き方、コーヒーの淹れ方・味わい方を、初心者、中級者、上級者のそれぞれレベルに合わせて、ご紹介しま … お客様窓口 コーヒーの約99%は水です。水道水やミネラルウォーターなど使用する水によって、引き出されるコーヒーの味わいも変わってきます。水は硬度、つまり溶け込んでいるミネラル量から、大きく「硬水」と「軟水」に分けることができます。このミネラル成分のバランスによって、水そのものはもちろん、抽出するコーヒーの味わいにも違いが出てきます。「軟水」「硬水」のどちらがコーヒーに適しているか、好みは人それぞれですが、硬度の違いによる味わいの傾向をふまえて、好みの水を追求してみてください。※「水の硬度」とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムのイオンの量を炭酸カルシウムに換算し、水1リットルに含まれる量のことを言います。WHOの基準では、1リットルあたり0〜60mgを軟水、60〜120mgを中軟水(中硬水)、120〜180mgを硬水、180mg以上を超硬水としていますが、一般的に100mg以下を軟水、100mg以上を硬水としています。日本の水道水は場所にもよりますが、ほぼ軟水です。水質は世界的にみてもかなり高い水準だと言えますので、十分おいしいコーヒーを淹れることができます。汲みたて、沸かしたての新鮮な水を使うのはもちろんですが、以下のような点にも注意してみてください。ちょっと気をつけるだけでコーヒーのおいしさもアップします。コーヒーの香りを阻害する水道水独特の臭いは、一度沸騰させることである程度軽減できます。また活性炭が入っている濾過器(浄水器)を取り付けると、さらに改善されます。前日から蛇口にたまっていた水なので使わないほうが良いでしょう。水道管が古くなっていたり瞬間湯沸かし器の水を使ったりすると、水の中に鉄分が流れ出てくることがあります。鉄分はコーヒー中のタンニンと結びついて味や水色に悪い影響を及ぼします。飲み物には、おいしさを感じる適温があるといわれます。一般的にあたたかい飲み物は60〜70℃くらいの間、冷たい飲み物は5〜11℃くらいの温度がおいしいと言われています。コーヒーにも同様に飲み頃の温度があります。抽出器具によっては、非常に高温になったり、抽出中に少しずつ冷めてきたりするので、抽出するお湯の温度からコーヒー提供時と飲み頃の温度まで気を配りたいところです。同じ品種・焙煎度のコーヒーを使用しても、湯温によって抽出される成分が異なるため、抽出時の湯の温度が味にも影響を及ぼします。コーヒーは、粉とお湯が接することで成分が抽出されますが、その成分は表面だけではなく粉の中心からも抽出されます。このとき、「酸」や「糖」などの成分は、粒子のサイズが小さく軽いため、比較的低温でも粉の中心部から溶け出してきます。対して、「苦味」や「酸味」などをつくる成分は、粒子のサイズが大きく重いため、抽出するには比較的高温のお湯を使用する必要があります。ただし、高温にしすぎると「苦味」や「酸味」の成分が強くなりすぎるだけではなく、余計な雑味まで抽出されるため注意が必要になります。コーヒーは、熱すぎるよりも冷めた方がその味がはっきりわかります。しかし、おいしいと感じられる温度の限度は60℃と言われています。おいしいコーヒーを楽しむために、冷めにくくする工夫をご紹介します。コーヒーが冷めるのをできるだけ防ぐために、あらかじめカップを温めておきましょう。グラフが示すように、カップを温めない場合は抽出後約7分で60℃に達してしまいますが、温めた場合は約9分と、2分間も遅らせることができます。ソーサーも温め、その下に断熱材としてのクロスを敷いておくと、より効果的です。カップに厚みがあるほど保温力は高まりますが、口が触れる部分が厚すぎると飲みにくくなってしまうため、下部は厚く、上部は薄くなっているカップが最適と言えます。他にも、席を立つ場合にはカップにフタをする、カバーをかぶせるなど様々な方法でコーヒーを冷めにくくすることができます。 コーヒーのおいしい入れ方 レギュラーコーヒーには代表的な2種類の入れ方があります。手軽で美味しい味が誰でも出せるペーパードリップ式と、ムード抜群、慣れると意外に簡単にできるサイフォン式で …