第1問次の敬語の使い方のうち、誤っているものはどれでしょうか? ① 専務が申し上げられた通りです② 専務が言われた通りです③ 専務がおっしゃった通りです 第2問次の敬語の使い方のうち、誤っているものはどれでしょうか? ① 〇×商事のA社長が、遅れてお越しになるそうです② 〇×商事のA社長が、遅れていらっしゃるそうです③ 〇×商事のA社長が、遅れて参られるそうです 第3問次の敬語の使い方のうち、誤っているものはどれでしょうか? ① 昼食をいただかれましたか② 昼食を食べられましたか③ 昼 … (2020-7-23更新) 1日に敬語をどのくらい使いますか? 「会社はデスクワークが中心で、ほぼ同僚や直属の上司としか会話をしていない」 その直属の上司にも厳密な敬語でなく、なんちゃって「丁寧語」を使っているので、いざ …
ビジネス上で敬語の果たす役割と共に、敬語の正しい・間違った使い方をご紹介しました。日本語の敬語表現は元々複雑であるのに加え、言葉は使われ方と共に用法が変わってくることも珍しくありません。
コワーキング ゲストハウス 上司や取引先とのやり取りで必要となる敬語・謙譲語表現スキル。汎用性の高い話言葉の中に「大丈夫です」「問題ないです」などの言葉があります。しかしこれらは目上の人に対して使用する言葉としては適切ではありません。そのほかにもシーンによっては「結構 今回は社会人になるとさけては通れない 正しいと思って使っていた敬語が、実は誤っていたことにあとから気づき赤面ものだったことはありませんか? 社会人の基本中の基本、敬語について では、敬語クイズスタートです♪ 目次 ① 専務が申し上げられた通りです② 専務が言われた通りです③ 専務がおっしゃった通りです ① 〇×商事のA社長が、遅れてお越しになるそうです② 〇×商事のA社長が、遅れていらっしゃるそうです③ 〇×商事のA社長が、遅れて参られるそうです ① 昼食をいただかれましたか② 昼食を食べられましたか③ 昼食を召し上がりましたか ① 部長も、話題の新作をお読みになりましたか② 部長も、話題の新作を拝読しましたか③ 部長も、話題の新作を読まれましたか ① 課長、今日はお疲れ様でした② 課長、今日はご苦労様でした③ 課長、今日はお疲れ様 ① (上司の)B課長は、外出しております② (上司の)Bは、外出しております③ (上司の)Bは、外出されています ① (取引先の)C社長がそのように申しておりました② (取引先の)C社長がそのようにお話しされていました③ (取引先の)C社長がそのようにおっしゃっていました ① 先日、私がお伺いした際には② 先日、私がお越しになった際には③ 先日、私が行かせていただいた際には ① 承知しました② かしこまりました③ 了解しました ① Dは、本日お休みをいただいております② Dは、本日休みを取っております③ Dは、本日休みです 専務は自分より目上なので、専務の行動に尊敬語を付けます。「言う」の尊敬語は「言う」+尊敬語の「~される」の「言われる」か、「おっしゃる」です。申し上げるは謙譲語です。 取引先の社長は目上の人なので、社長の行動に尊敬語を付けます。「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」「お越しになる」です。「参る」は謙譲語です。 尊敬語は敬意を表す相手の行動に対してつけられます。「食べる」+尊敬語の「~される」、または「召し上がる」は尊敬語です。「いただく」は謙譲語です。 部長は目上の人なので、部長の行動に尊敬語を付けます。「読む」の尊敬語は「読む」+「~される」、または「お」+「読む」+「~される」です。拝読は謙譲語です。 ご苦労様は、目上の人が同僚もしくは目下の人に使う言葉です。体言止めは言い切りの形なので適切な尊敬表現とはいいがたいです。 取引先など外部への電話応対時には、社内の役職はつけません。社内の人には尊敬語を用いないので外出されるなどという表現は使いません。 取引先の社長に対しては尊敬語を用います。申すは謙譲語です。 「行く」という動作をしているのが「私」なので謙譲語を使います。お越しになるは尊敬語です。 了解は上位者が使うことが多い言葉で、目上の人に使うのは不適切とみなされることが多いです。 Dに休みを取らせているのはDの会社ですので、電話等で聞かれた場合は休みを取らせた自社に敬意を表す必要がないので、休みをいただくと相手に伝えるのは不適です。 ① 旅費は経理部でいただいてください② 旅費は経理部でお受け取りください③ 旅費は経理部で頂戴してください ① 今日、取引先のE社長が参上します② 今日、取引先のE社長がおいでになります③ 今日、取引先のE社長が参ります ① ご要望に応えることはできません② ご要望に応えることはご無理です③ ご要望に応えることはいたしかねます ① 来賓のお話を拝聴する② 来賓のお話をお伺いする③ 来賓のお話を聞きます ① 式が終わったので、来賓の皆様を退室させる② 式が終わったので、来賓の皆様にご退室いただく③ 式が終わったので、来賓の皆様に退室してもらう ① 合計、2500円になります② 合計、2500円です③ 合計、2500円でございます ① 来週設備点検を行いますが、ご在宅なさる必要はありません② 来週設備点検を行いますが、ご在宅の必要はありません③ 来週設備点検を行いますが、ご在宅する必要はありません ① お名前を伺ってもよろしいですか② お名前を頂戴してもよろしいですか③ お名前を拝借してもよろしいですか ① お久しぶりです② しばらくです③ ご無沙汰しております ① 大変参考になりました② 大変勉強になりました③ 大変よかったです この場合、敬意を表すのは話している相手なので、相手の動作に尊敬語を用います。「いただく」「頂戴する」は謙譲語です。 「いたしかねます」は相手の希望に添えない旨を伝えるときの常とう句です。無理、できないという言葉は相手に対して使わないほうがよいでしょう。 来賓は社外からのお客様です。お客様のお話を(私が)聞くという意味で拝聴を用います。 退室するのはお客様である来賓なので、退室の前に「ご」をつけます。「を」や「ご」が抜けると敬語の誤用となるので注意が必要です。 ~になります、は最近よく耳にする誤用です。~になります、は~に変化するときに用います。 「ご~」で尊敬の意を表すときは、「する」、ではなく「なさる」とするのが適切です。また、在宅の二文字で家にいることを意味するので、「する」「なさる」を無理につける必要はありません。 頂戴は相手からもらうときに、拝借は相手から借りるときに使う言葉です。名前そのものをもらったり借りたりするわけではないので不適です。 しばらく、は同僚もしくは目下の人に対して使う言葉です。 参考になります、よかったです などという表現は自分の考えを決める足しにするとか、評価する意味合いが含まれるので目上の人に対しては使うべきではありません。 いかがだったでしょうか? 敬語は難しいと考えている方もいらっしゃると思いますが、敬語を使いこなすことができると、周囲からの評価もよい方向に変わりますよ。 正しい敬語を身に着け、ビジネススキルを向上させるきっかけにしていただけたらありがたいです。みんなのお助けNAVI All Rights Reserved.